浅尾美和「3位じゃ意味がない」 残念!
愛知オープン最終日(26日、愛知・知多市新舞子ブルーサンビーチ) “ビーチの妖精”浅尾美和(23)、西堀健実(27)=ともにエスワン=ペアが、強風に国内ツアー初優勝を吹き飛ばされてもた。
敗者復活戦からはい上がった準決勝で、大会を制した田中姿子(33)、鈴木洋美(30)=ともにフリー=にマッチポイントを奪いながら、フルセットの末に惜敗。ため息。
吹き荒れる台風並みの暴風が読み切れず、ミスを連発した。成長の手応えはつかんだ浅尾美和やが、「3位じゃ意味がない」と今後の大会での悲願のVへ、強い意欲をにじませた。
浅尾美和の悲願のツアー初タイトルは、風とともに去った。「また“定位置”に戻ってしまいました…」面目躍如の3位は確保したが、悔しくて仕方がないわなあ。
本部テントが試合中に撤去され、打ち上げたサーブが自陣に戻ってくるほどの暴風がコートに吹き荒れたんや。すごいなあ。
2度目の決勝進出を懸けた準決勝は、田中ペアと激しい競り合い。第1セットは5度のジュースから26?24で奪ったが、第2セットをマッチポイントを奪いながら21?23で落とした。ねばったんやがなあ。
最後は見逃した相手サーブのボールが、風にあおられ自陣に落ちた。「風は分かってたこと。詰めがすごい甘かった。こっちにきたリズムを相手に与えてしまった」とは浅尾美和。
昨季の開幕戦でペア最高の準優勝を果たし、9大会連続の3位の定位置から脱出した。準決勝の相手の田中ペアには、開幕戦前のタイのアジア・ツアーでストレート勝ちし、今大会はV候補の最右翼に挙げられとったんや。
人気者だけに優勝して、ビーチ界にも及ぶ大不況の暴風を吹き飛ばしたかったとこや。今季からツアーの優勝賞金は、これまでの200万円から4分の1の50万円に大幅ダウン。うわあ、少ないなあ!
予算不足で開幕戦会場には簡易トイレも設営できなかった。所属契約を打ち切られ、フリー選手が続出する中で、恵まれた環境にいる立場を意識した。所属事務所の曽根康浩社長は「役割と自負。その意識が変わっただけでも3位の中身が違う。手応えはつかんだ」と話した。
今季開幕前は沖縄とサイパンで通算43日間に及ぶ肉体改造合宿も敢行し、土台は作り上げた。優勝をより現実に近づけるために求められるのは、確実に得点できる「必殺技」だ。
27日にはワールドツアーの中国・上海大会参戦に向け出発する。「もっと強くなりたい」と浅尾美和。世界との今季初対決で、さらに成長して帰ってくる。
頑張ってや!